【ビジネスマン向け】Excel×Python自動化の超基本おすすめ書籍3選

【ビジネスマン向け】Excel×Python自動化の超基本おすすめ書籍3選

みなさんは日々のビジネス現場で、どのぐらいExcelを使っていますか?

クライアント情報や商品価格などのデータ処理を上司からお願いされた場合、一番はじめに思いつき立ち上げるアプリケーションはExcelではないでしょうか。

いざExcelでデータ処理業務を始めると、作業時間が予想以上にかかったり、日々同じような作業を手作業で行っているため、あなたをイライラさせているかもしれません。

そんな日々の面倒なExcel作業が正確かつ劇的に早く行える自動化があれば、あなたはより重要な業務に時間を割くことができるかもしれません。

この記事では、Pythonを使ったExcel作業の自動化を紹介します。

業務ツールとしてExcelがいまだに最強!

Pythonを使った自動化の話に入る前に、なぜExcelが今だに多く使われているかを考えて見ましょう。

  1. ビジネスパーソンの必須ツール
  2. データ集計やデータ分析に最強

1.ビジネスパーソンの必須ツール

Amazonや本屋のビジネス・経済書籍コーナーで紹介されている「Excel 最強の教科書」は、今だにベストセラーとなっています。

コンピュータ書籍コーナーだけでなく、読者の目につく一等地に置かれていることからもわかる通り、多くのシーンでいまだにExcelが多用されています。

出典:Amazon 藤井 直弥 (著), 大山 啓介 (著) Excel 最強の教科書[完全版]――すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術

また、ユーキャンが発表した「2020年武器になる資格ランキング」でも、3位になっていることからもわかる通り、業種を問わず多くの企業がビジネスマンに求めています。

出典:生涯学習ユーキャン 「2020年武器になる資格ランキング」

2.データ集計に最強

例えば、下記のビジネスシーンを想像してみてください。

営業担当者は、受注状況が保存されたデータシートからデータを集計し、社内会議用の売上資料にまとめ直す。

マーケティング担当者は、ユーザ登録情報を読み出し、各ユーザにe-mailで最新情報を送信する作業をする。

上記のビジネスシーンのような場合でも、データはエクセルで管理されていることが多いかと思います。

それは、Excelがデータ集計に便利だからです。

またExcelには、算術計算だけでなく、文字処理(関数)、グラフ化、もしくは資料印刷までできる万能ツールを標準で内臓しています。

つまり、Excelがあれば一通りの業務をまわせるのが、Excelを使うメリットになるのでしょう。

PythonでExcel自動化が簡単

Excelがあなたの業務に重要なツールになり得ることは理解していただいたでしょう。

しかし、Excelシートのデータ集計やデータの計算等の作業は、多くのシーンで今だに手作業で行われています。

では、その作業が少しでも自動化できたらどうでしょうか?

そんなことが、Pythonプログラムを使えれば実現できます。

実は、ExcelにもVBAというプログラミング言語が標準搭載されています。

そのVBAを使って作業の自動化をすることも可能ですが、Pythonは、Excel以外のアプリケーションとの連携もできるため、Pythonを学習した方が価値が高くなります。

  1. Pythonのライブラリが豊富
  2. ミス激減による仕事の品質向上

1.Pythonのライブラリが豊富

Pythonは、今もっとも注目されているプログラミング言語の一つです。

その理由は、文法がシンプルだからだけでなく、人工知能や機械学習がpythonによって実現されているケースが多いからです。

Pythonはプログラミング言語であり、人工知能や機械学習等を実現するための外部ライブラリが豊富に用意されています。

豊富に用意されているライブラリの中に、Excelライブラリもあるため、PythonもExcelを操作できるのです。

2.ミス激減による仕事の品質向上

ExcelライブラリとPythonを使えば、Excel上で手作業してたことを自動化できます。

便利なExcelライブラリがあるから、一度自動化の仕組みを作ってしまえば、手作業で入力する時に起こる入力ミスや、スタッフの技能レベルに依存することなく素早く処理をさせることができます。

今まで見てきたように、データ集計機能を持ったExcelツールと、人間に変わって作業してくれるPythonを組み合わせれば、仕事の作業効率は飛躍的に上がります。

おすすめ書籍から学ぶ Python×Excel自動化

ここまでで、Pythonを使ってExcel処理を自動化することによるメリットをイメージしていただけたと思います。

ここでは、それを学習するためにおすすめできる書籍を紹介します。

基本的には、サンプルプログラムの動作内容を理解し、少し改良を加えるだけで十分ビジネスシーンで流用できます。

極力プログラムをコピーして使うことをオススメします。

掌田津耶乃 (著) ブラウザだけで学べる シゴトで役立つ やさしいPython入門

この本は、どちらかというとPython入門書になります。

Pythonでできる最小限の機能を紹介してくれており、python全体機能を短期間で網羅したい方向けです。

Excelの操作方法も載っているため、Pythonをこれから始めたい方向けに一番合う良書だと思います。

伊沢剛 (著) めんどうな作業が秒速で終わる! Excel×Python自動化の超基本

今までプログラミング経験がない方でもExcelで行う業務の自動化方法を習得できます。

「数字を入力する」「計算する」「グラフを作る」と行った作業単体レベルに分割して解説されているので、プログラム内容も理解できるし、着実に基礎から応用へスムーズに進めます。

中嶋英勝 (著) PythonでExcel、メール、Webを自動化する本

この本では具体的なビジネスシーンを想定したサンプルプログラムを紹介しているため、コピーして使えばいいかと思います。

シートをまたいだ集計,請求書作成だけでなく、メールを送信したり、Webページから情報を入手する方法まで記載されています。

Excel処理だけでなく、もう一歩応用したビジネスシーンでも使える技術を身に付けたい方向けです。

Al Sweigart  (著), 相川 愛三 (翻訳) 退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング

この本は、どちらかというとPythonで実現できるありとあらゆる機能を学べる本になります。

私もKindle版を持っており、業務を自動化することを検討する際に、辞書が代わりにして使っています。

Excelの操作方法も載っているため、二冊目に紹介したものを物足りなく感じた方に向けたものになります。

Pythonマスターへの近道

初学者が短期間で効率よくプログラミング力を上げるのはかなり難しいこと。

私も買い切りの教材を買って勉強したんですが、つまずく回数が増えてモチベーションが下がって積み教材になったことがあります。

そんなことになる前に、なんでも回答してくれるようなメンターがいたり、お互いに頑張れる仲間がいると想像以上に効率よくプログラミング習得ができます。

もしあなたがITエンジニアを目指すなら

もしあなたがITエンジニアを目指すなら、一度プログラミングスクールを調べてみることをオススメします。

月額制で、就職活動までバックアップしてくれるプログラミングスクールもあるので、情報収集をしてみてください。
説明会(オンラインor来校)はもちろん無料なので色々な情報を集めてみると目標までの最適解が見つかります。

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